道東方面の遺跡


日高と十勝地方を結ぶ日勝峠の帯広側にありました。
展望台から何気に登っていくと、そこには巨大な立石があり、
ペケレベツ岳方向を向いているようでした。
そばには、おにぎり石と棒の石を中心に巨石がサークル状になって
あるような気がします。古代にはストーンサークルだったのでしょうか。

ここはペケレベツ岳のイシカミが連れてきた巨人が作ったそうで、
この巨人がペケレベツ岳に挨拶していたことをあらわしたそうです。
矢尻の形にしたのは、人間がケモノを取るための形を教えるためだそうです。
この巨人は、ペケレベツ岳に、農業をするための大きな広場を作るよう
言われて仕事をしたそうです。(後の十勝平野あたりでしょうね)
お山の水に作物がたくさん取れるようにイシカミがお願いをしていますということでした。
ペケレベツ岳のイシカミが死んだあと、この巨人も食べるものがなく餓死していった
ことをここで訴えてきて、悲しい巨人の物語でした。


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